FPSでキーボード操作時に手首が痛いと感じたら?原因と対策を解説

FPSでキーボード操作時に手首が痛いと感じたら?原因と対策を解説 キーボード

FPSを長時間プレイしていて「キーボード操作時に手首が痛い」と感じたことはありませんか?
この痛みは放置すると腱鞘炎などの慢性的なトラブルにつながる恐れがあります。しかし、適切な対策を取れば、痛みを軽減・防止することが可能です。

本記事では、FPSにおける手首の痛みの原因とその対策を詳しく解説します。

FPSでキーボード操作時に手首が痛い原因は主に2つ

姿勢が悪いことで負担が集中する

長時間にわたる前傾姿勢や、手首が不自然に反った状態は筋や腱に負荷がかかりやすくなります。
キーボードの高さや椅子の位置が合っていないと、知らず知らずのうちに手首を酷使してしまうのです。

デバイスの配置や高さが合っていない

キーボードの傾きが急だったり、高さが合っていないと、手首を無理な角度で保つことになります。
FPSでは左手が常にWASDに固定されがちなので、左手の手首に疲労が蓄積しやすい傾向があります。

キーボード操作による痛みと対策方法

キーボードで「手の甲が痛い」と感じる原因と対処法

手の甲の痛みは、長時間キーを押し込むことで前腕から手の甲にかけて筋肉が緊張するために起こります。リストレスト(手首パッド)を使い、手の甲ではなく手首全体を支える工夫を。ストレッチも効果的です。

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キーボードで「左手が痛い」はWASD固定が原因に

WASDキーに左手を置いたまま長時間固定すると、前腕や手首の筋肉が緊張し続けてしまいます。1時間に1回は軽いストレッチを。左手用デバイス(左手キーパッド)への切り替えもおすすめですよ。

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キーボード入力で「指が痛い」と感じる場合の対策

深くキーを押し込む癖、過度な連打、または軸が固いメカニカルキーボードの使用が原因になります。
軸の軽いキーボードに替える、または静音性と軽さを兼ね備えたメンブレン式を検討してみてください。

手首や腕の痛みを和らげるキーボード・デバイス配置

疲れないキーボードの位置とは?

キーボードは「肘の高さ」と「身体の正面」に配置するのが理想です。
さらに「手首が浮かない」ような高さを意識しましょう。角度調整が可能なキーボードスタンドの使用もおすすめです。

【疲れないキーボード配置のポイント】

ポイント良い例悪い例
キーボードの高さ肘と水平高すぎて手首が反る
キーボードの位置身体の正面斜めに配置されている
手首の状態リストレストで支えられている手首が浮いている

マウス操作の見直しも重要

ハイセンシ設定やリストエイム(手首でエイム)主体のプレイスタイルは、手首への負担が大きくなります。
ローセンシ設定で腕エイムに切り替えることが有効。マウスパッドを大きめにして、腕全体を使った操作にしましょう。

腱鞘炎を防ぐための基本対策

腱鞘炎を防ぐためには、ここで紹介する基本対策を3つ取り入れましょう。

長時間プレイの合間に「指と手首のストレッチ」

ゲームやタイピングなど、指や手首を酷使する作業を長時間続けることは、腱鞘炎の大きな原因となります。作業の合間には、意識的に指と手首のストレッチを行いましょう。指を一本ずつゆっくりと反らせたり、グー・パーを繰り返したり、手首を回したりするだけでも効果があります。1時間に1回程度、数分間の休憩を取り、ストレッチを行う習慣をつけましょう。

リストレストの活用

キーボードやマウスを使用する際にリストレストを活用することで、手首の角度を適切に保ち、腱への負担を軽減することができます。リストレストは、高すぎず低すぎず、手にフィットするものを選びましょう。また、マウスパッド一体型のリストレストも便利です。

無理な角度での入力を避ける

キーボードやマウスを使用する際、手首が極端に曲がった状態や、不自然な角度での操作は、腱に大きな負担をかけます。机や椅子の高さを調整し、肘や手首が自然な位置になるように心がけましょう。また、キーボードやマウスの配置も、無理のない姿勢で操作できるよう工夫しましょう。エルゴノミクスデザインのキーボードやマウスを使用することも有効な対策の一つです。

キーボード使用時の腕の疲れを軽減するグッズ紹介

より快適なタイピング環境を実現するために、ここでは効果的なグッズをいくつかご紹介します。

リストレスト(手首パッド)

キーボードの手前に設置し、タイピング時に手首を支えることで、手首の角度を適切に保ち、負担を軽減します。シリコンやジェル素材のものは、優れたクッション性とフィット感で長時間の使用でも疲れにくいと評判です。

形状や厚みも多様なため、ご自身のキーボードや手のサイズ、タイピングの癖に合わせて選ぶことが重要です。デザインも豊富なので、オフィスや自宅の雰囲気に合わせて選ぶのも良いでしょう。

エルゴノミクスキーボード

人間工学に基づいて設計されたキーボードで、左右に分かれたセパレート型や、キーが湾曲した形状のものが一般的です。タイピング時に手首が内側に折れるのを防ぎ、自然な手の角度を保つことができます。

手首や前腕の筋肉への負担が大幅に軽減されます。製品によっては、キーの高さや傾斜を調整できるものもあり、より個人の手に合わせたカスタマイズが可能です。

慣れるまで多少時間を要する場合がありますが、長期的な快適性を求める方におすすめです。

アームレスト

デスクチェアに取り付けて使用するタイプのパットで、肘から腕全体を支えることができます。肩や首にかかる負担を軽減し、よりリラックスした姿勢で作業に臨むことができます。

高さや角度を調整できる製品が多く、ご自身の体格や作業姿勢に合わせて細かく調整できるのが魅力です。長時間のデスクワークを行う方にとって、非常に有効なアイテムと言えるでしょう。

素材や取り付け方法もさまざまな種類がありますので、ご自身のデスク環境や好みに合わせて選ぶことができます。

FPSでキーボード操作時に手首が痛いと感じる人によくある悩みとQ&A

Q
右手ばかり疲れるのはなぜ?
A

マウス操作に偏りすぎていることが原因です。マウスの持ち方や感度設定の見直し、腕で動かすスタイルへの変更で改善することが多いです。

Q
パソコン作業後に腕が痛くなるのはFPSのせい?
A

FPSが直接の原因とは限りませんが、長時間プレイによる筋肉疲労が要因の可能性はあります。作業やゲーム問わず、正しい姿勢と適度な休憩が痛みを和らげる対策になります。

まとめ:FPSで手首や腕が痛いと感じたら、今すぐ環境を見直そう

FPSプレイヤーにとって快適にプレイすることはパフォーマンスにも直結します。
手首や腕の痛みを軽視せず、姿勢、キーボード・マウスの配置、使用デバイスなどを見直すことで、痛みの軽減が期待できます。

痛みがあるのが当たり前と思わずに、身体への負担を減らす工夫を今日から取り入れてみてください。

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